~ みんなでひとつのいのちを生きている ~
5月25日(日)南医療生協病院にて
いのちの語り部 大集合!
2014「おもいっきりkakkoワールド」は、素敵なゲスト大集合です。
○養護学校を離れ、ますますいのちの不思議・可能性を広めることに全力を注がれている山元加津子さん講演。
○画家・小説家・ミュージシャンでストーリーテラーと多彩な顔のAKIRAさんのライブ。
○かっこちゃんが大好きな仲間と思いっきりお話する「かっこの部屋」
映画「カンタ!チモール」監督広田奈津子さんも加わられ、深いいのちの世界を持っておいでの三人が集まって、どんな話しが飛び交うか予測不能です!
どんな話しが飛び交うか予測不能の三人
<プロフィール>
山元加津子さん
養護学校教諭を卒業。みんないろいろだということが素晴らしいということ。自分が自分であることには大切な理由があるということ。そして、権力やどんな怖い物にも負けないで、自分が正しいと思った事を伝えてゆくことが大切だと言う理念を真ん中に据え、さまざまな人々が、自分らしく生きていけるように、そして、勇気を出して伝えている人を応援していきたいという、これから始まる「ろばの耳」や、白雪姫プロジェクト等で、みんなが幸せになるにはどうしたらいいのかということをより深める新たなスタートを切った。
AKIRAさん(ミュージシャン・小説家・画家)
世界100カ国以上を旅し、23歳から10年間、ニューヨーク、アテネ、フィレンツェ、マドリッドに住み、アンディ・ウォーホルから奨学金を受け、作品を発表しつづける。小説家、画家、ミュージシャンとして多くの人々から支持されている。オペラ、ストーリーテリングと常に新たな分野を楽しんでいる
広田奈津子さん(映画カンタ!ティモール監督)
環太平洋の先住民に関心を寄せ遠い島をめぐりながら古い日本を感じさせられ、森を壊さない、いのちのひとつらなりであることを肌で感じた。東ティモールに出会い耳にしたある青年の歌が耳から離れず、2003年に再び訪問。そこで出会った人口の3分の1を失いながらはじける笑顔の東ティモールのひとびとを撮った魂をゆさぶる「カンタ(唄え)!ティモール」は初監督作品。
分野も個性も異なるかっこちゃんと、AKIRAさんと広田奈津子さんですが、世界を旅し、先住民の文化に心惹かれ、感じ、伝えておいでのことは見事に同じです。
「さなぎの中のカオスも、人も木もそれぞれの細胞が何になるか決まっているのは、互いがつながりあって起きていることで、人も内側の思いを聴きながら、いのちは生きているので、障害の重いお子さんもすべて知っていて、つながっている。
広田奈津子さんのカンタ!チモールのルリックという自然を回復させる力も、神様の存在を知っている人の祈りが通じるのだと思う。アフリカで人見知りなサイに、来て、と願ったら近くに寄ってくれたりクジラが来たりという体験から一層みんなつながっていると実感されたとブログに書かれ、「みんなでひとつのいのちを生き、つき動かされている~心の目と耳を澄まし、みんなが幸せになるように」といったことをお話したいと言われます。
AKIRAさんのブログにあった言葉です・・・
「大自然の力に人間は圧倒的に無力だということを思い知らされる。そのことを知りつくしていた先住民たちは、長い歴史の中から真逆の世界観を創造した。「不幸」や「不運」は、自分を成長させる「チャンス」だと。だからホピ族やアマゾンのインディオの部族の中には「不幸」や「不運」という言葉がない。
「不幸」や「不運」は他者と自分を「比べる」という病根から生まれたもので、分かち合う社会ではその意味を持たない。「負ける」ことは自分を成長させる最大の「チャンス」なのだ。負けつづけたものは、同じ痛みをもつ者たちへ手をさしのべることができる。自分の弱さをさらけ出し、補い合い、分かち合い、助け合うところから、「競争から共存」への未来ははじまる。」
広田奈津子さんの、遠い島を巡り先住民を訪ねる中、古い日本を感じられ、森を壊さない、いのちのひとつらなりであることを肌で感じられたというお話や、世界のシャーマンと会われ、魂の歌を紡がれるAKIRAさんの心震える詩の数々。パワフルな、いのちの語り部の皆さんのエネルギーがどんな渦を創っていかれるでしょうか。
かっこちゃんと、AKIRAさんと奈津子さん・・・みんなつながっている
お二人との出会いを書かれたかっこちゃんブログより抜粋
AKIRAさん・・・
ネアリカをされて、ミュージシャンで作家さんのAKIRAさんがCDやDVDやご本をたくさん送ってくださって、AKIRAさんの世界にこのごろひたりながらいます。アジアなどを旅行されて書かれたご本「アジアに落ちる」(杉山明)を読ませていただいて、私が自分勝手にだけど感じている宇宙ってこんなしくみなのかなとか、すごく不思議なようだけど、本当はこんなかなと思っていることの内容の自分の世界があきらさんのご本とすごく通じるような気持ちがしたのです。こんなことを書いても、あきらさんはとても優しい方だから怒らないでいてくださいますよね。だって、私の詩で、般若心経を勝手に訳しちゃった「宇宙の約束」の詩もとても気に入ってくださって、富山では、この詩を朗読してほしいって言ってくださったのです。
広田奈津子さん・・・
映画の中で老人は言います。「ティモールもインドネシアも日本もない。みんな同じ。父も母も、あなたも僕も、みんな一緒。みんな家族。いいのさ。誰も恨まない」すべての自然は大地から生まれ、大地へ戻る。みんな家族だと言うのです。おそらく、みんなでひとつの命を生きているからという、そういう思いが、私たちの深いところにはあるのだと思います。
私はまた、映画の中も人々と、旅で出会ったトーザさんの言葉が重なりました。
人は弱いけれど、とても強い。それは、私たちすべてが、植物や動物や宇宙や何もかもと深いところでつながって、自分というものを生きているからなのだと私は思います。
2014おもいっきりkakkoワールド 「みんなひとつのいのちを生きている」
2014年5月25日(日) pm13:00 開始 pm17:00
会場:南生協病院3階大会議場
場 所: 南生協病院 3階大会議室 (定員200名)
名古屋市緑区大高町字平子36(JR名古屋駅より20分)
会 費:予約3000円、中高生1500円(当日はそれぞれ500円増)
【オプション:am10:00より「僕の後ろに道はできる」映画上映
午前中の映画から通し予約は大人3500円/中高生2000円
映画のみ 大人1000円/中高生500円
*当日それぞれ500円増となります
≪プログラム≫
午前中上映会(オプション)
・10:00~「僕の後ろに道はできる」上映
◎思いっきりKAKKOワールド pm13:00~
・山元加津子さん講演
・AKIRA ライブ
・トークライブ「かっこの部屋」大好きな仲間と思いっきりトーク
AKIRAさん&広田奈津子さんと共に
<申し込み方法>
①こちらからお申込み下さい。
FAX、メールでもお申し込み頂けます。
申込先:Eco-Branch 鶴田紀子
メール:noriko@eco-branch.com
電話:052-503-1002 FAX:052-509-1683
② 参加費をお振り込みください。
ゆうちょ銀行 店名:二一八(ニイチハチ) 店番:218
普通 番号: 2907917 口座名義:「地球の笑顔プロジェクト」
記号: 12150-29079171
【問合せ】地球の笑顔プロジェクト
○株式会社鶴田商会環境事業部エコブランチ 鶴田紀子
メール: noriko@eco-branch.com TEL:052-503-1002 FAX:052-509-1683
○株式会社にんじん 伊勢戸由紀
メール:iseto@ninjinclub.co.jp TEL:0568-71-1552 FAX:0568-71-1504
○NPO法人起業支援ネット 久野美奈子
メール:aile@npo-kigyo.net TEL:052-486-4101 FAX:052-486-403
*会場の南生協病院は、多世代交流の拠点になりたいという願いを持ち地域に開かれた病院です。院内には図書室や旅行代理店、フィットネスクラブがあり、敷地内にオーガニックレストランや、天然酵母パンのお店もあります。
【主催:地球の笑顔】
<オプション午前中>
■映画「僕のうしろに道はできる」上映
脳幹出血で突然倒れた宮ぷーこと宮田俊也さん。意識も戻らず、一生四肢麻痺と思われましたが、現在は機械を使っておしゃべりしたり、車椅子に乗って外出したり。奇跡の復活、でも奇跡ではなかった。そこにはあきらめないで、リハビリし続けた宮ぷーが、一緒に歩く仲間たちがいた。
生きるってどういうこと?幸せってなんだろう?いのちと向き合うって?目に見えないけれど大切なことがいっぱい詰まったドキュメンタリー映画です。
宮田さんメッセージ
…映画に登場されている皆さんの言葉より…
「食事や車いすでの散歩、排せつも時間通りにできたり、何らかのサインでコミュニケーションもとれるようになることは、その人がまたその人として生き直していく瞬間のように思います。」
一貫して意識障害の方の看護に当たられている 紙屋克子さん
「私たちの障害に関する常識は根本から問い直されている、。これまで障害が重いために、言葉の獲得以前の発達段階にあると考えられたり、簡単な言葉しか発したり理解することができないと考えられていた方々が、実際には豊かな言葉の世界を有しているという事実を、私は、広く世の中に訴えたいのです。」
国学院大学柴田保之さん
「植物状態であってもコミュニケーションを取る方法があること。人のいのちにはすごい力がある事を知ってもらいたい。」 山元加津子さん
白雪姫プロジェクト・・・
意識障害の方の、回復の方法や、それにつながる意思伝達の方法、口から食事をとること、リハビリの方法、介護の方法などの情報を集め広めているプロジェクトです。「誰もが思いを持っていて、回復する可能性がある」ということが当たり前になっていく世界をめざして情報発信されています
白雪姫プロジェクト
意識を取り戻すには
いちじくりん は、宮ぷーが倒れた時から現在までの様子が書かれたメルマガです
こちらからお申込みいただけます。
会場の南生協病院についてサティシュ・クマールさんの講演より
利潤目的でも、公的でもないもう一つの病院として、市民が自分で創りだしたこの病院は、地域の人々による地域づくりの一つのモデルであり、オーナーシップからリレーションシップ(所有から関係性へ)を象徴している。この社会がおもてなしの心(ホスピタリティ・本来の病院=ホスピタル)を持ち、助け合い・支え合いの原理で運営されれば社会が変わる。本当の変化は草の根から上へ広がる。
*サティシュ・クマールさんは、世界の賢人、エコロジー界の巨匠と称されています
【地球の笑顔プロジェクトとは?】
生きる喜び、そして誇り…。日々の 素朴な営みの中にある豊さ、足元にある幸せに目を向け、自然と人が共に豊かに生きられる社会を一緒に 探ろうと、2010年11月に「つながるいのちの感謝祭」を開催。2011年、よりたくさんの仲間と出会いたいと映画祭の企画も立ち上げ活動中。
Eco-Branch・起業支援ネット・・㈱にんじん・
<会場地図>
南生協病院3階 名古屋市緑区大高町字平子36番地
<公共交通機関ご利用の場合>
★名古屋駅よりJR東海道本線普通「南大高駅」下車 徒歩3分名古屋駅より約20分