<炭で環境が生き返る>
炭等の炭素系の物質にはマイナスの電荷を帯びた電子を寄せ電流を強く比例して磁場が強くなり更に電子を引き込む。
マイナスの電荷を帯びている水はフレミングの法則により炭の磁力線に直角方向の力を受け自然とはけてゆく。
炭埋で磁場が強くなり水だけが移動し地形方角の見極め明渠(めいきょ)などのコツにより確実に土地を乾かす。
昔の人々は防腐剤や防湿剤として保湿、脱水、脱臭脱色作用のある炭をさまざまに応用していた。
土中に1m×1mの円柱状に活性炭の粉末と水を入れると半径16mの電位が上がる。
広い土地の場合は正三角形の三つの頂点に炭を埋めるとイヤシロチ化の効果は広く現れる。
炭埋技術とはフレミングの左手の法則に則りマイナスを帯びた電子の流れをコントロールして周辺のエネルギーを高める技術だ。
地球の磁力線は南極から北極に向かって流れ負の電荷の電子は上から見て反時計回りに回るので電子は北半球では炭埋地点を左向きに回る。
三角炭埋地はマイナスイオンを放出するパワースポットとなるが吸い取られた周辺域は時間と共にケガレチ化する。
既成の枠組みにとらわれずに自由に仮説を考えるのはメタサイエンスの本領発揮で在野の科学愛好者の強みであり喜びでもある。
エネルギーを高めることは生命体を活性化するが必要な限度を越えればマイナスに働くのでうまく巡らせることが大切だ。
1982年の惑星直列の際に何十個も並べた方位磁石は惑星が直列に入ったら磁針が傾き解除されると指針が戻った。
地球の地磁気の方向は固定されているものではなく環境によって変わり得る。
樹木は炭埋と似た効果があり地面から水分を引き上げて蒸散してマイナスイオンを汲み上げ飛ばしている。
自然素材の木は半導体で保有できる電位まで蓄えそれ以上は放出し電位が高いとエネルギーが巡るので木造家屋は健康にいい。
鉄筋の建築物に象徴される都市文明はエネルギーの循環を狂わせ人間の免疫機能を低下させる。
比較的波長の短い紫外線を出す蛍光灯の光を浴びれば活性化し闘争心や消費欲投資意欲につながってゆく。
炭埋を施した地面の上に建てた鉄骨建築物のトタンは錆びない。
金属の酸化反応である錆は電子を放出してイオン化した鉄と酸素がくっついてできる。
合計200kg炭を埋めた木造の牛舎では牛糞の悪臭がせずハエがいない。
人間の腸内と同じで生きている場では共生関係を持つ有効菌が優先的に働き腐敗菌の増殖を抑える。
生きている場とはマイナス電子が集積、循環している場であり炭埋でマイナス電子が供給される。
生命を十全に生かすためには緩急や強弱というリズムが必要だ。
炭埋の技法は太陽のエネルギーの取り込みが一つの鍵であり地形と共に方角を考慮にいれ日当たりを考える。
適切な炭埋は心の安定にもつながる。
物質界も生活界も精神界も同じ法則で動いている、というのがメタサイエンスの核心となるアイデアだ。
十字炭埋は面的発想、質的発想と言えその場のエネルギーを循環させてモノやお金や情報を全体に行き渡らせるように巡らせる。
腐敗は酸化物から始まるので炭を使うことで腐敗を防ぐことができる。
絶えず入れ替わる脳細胞に記憶が残っているのは生き物が固有に持つ場が記憶情報をコピーする媒体になっているからだろう。
御幣という稲妻型の紙切れはマイナスの電子が付きやすく払うことで居着いている波動を払い除くことで穢れを清める。
きちんと死ぬということは人間を超えた大いなるものに同調し含まれていくことだ。
きちんと死ねるかどうかは今をどう生きるかにかかっている。
炭が人体に良いのは人間を形づくる有機物質がアミノ酸も脂肪も糖も全て炭素中心に出来ているからだ。
遠赤外線は細胞の水に吸収されやすい上に有機物を構成する分子のエネルギーを高める働きを持つ。
黒体に最も近い炭も黒く、備長炭が極めて良質なのは炭素の純度が高く化学的には黒体に近いことを意味する。
<理想の水を求めて>
電位が高くなって分子間の結合が緩んだ水の分子はそれまで結合していた不純物を吐き出す。
電位が高く還元力が強い水は酸化したものから酸素を分離する能力に優れているため鉄は錆びず洗った野菜は腐らず長持ちする。
小さな分子集団(クラスター)に分断された水分子は体内で細胞のすみずみまで浸透し老廃物を運び出す。
傷口が化膿するのは酸化することで腐敗菌が増えるからで電子水で洗うとマイナスイオンで傷口を覆い酸化を抑制する。
名水や聖水が出る所は必ず良質の自然石を産出する場所だ。
岩石の中の結晶体のSN極の方向が揃うことにより常磁性が強くなり丈夫な岩石が生成する。
遠赤外線は有機物を構成する分子のエネルギーを高める働きを持ち細胞内の水分に吸収されやすく組織を壊さず内部から温める。
セラミックスの低温燻煙は遠赤外線で細胞を壊さず細胞外の水を蒸発させ細胞内の腐らない生体水は保持されてしっとりした燻製ができる。
多用多種のミネラルを含む発酵エキスを混ぜた陶土を磁場が安定した場で微生物の配列のまま焼かれたセラミックスに接触した水は固有の情報を写し取る。
水が情報をコピーするとは数珠状の水分子集団がべつの物質に接触することでその物質の波形を写し取ることが出来ることだと考える。
水は他の物質よりも分子が非常に小さいため繋がってクラスターを作ることで様々な物質の波形に対応できる。
有害物質と共振してその波形を有しながらそのものは抱合しない水を体内に取り込むと物質を抱き込む形で体外へ運び出す。
健康によい水とは自分がそこに暮らして普段飲んでいる土地の水を浄化した水だ。
煮沸した蒸留水は一旦気体にした段階で写し取った波形を失っているため体内の不純物を取り除く効果が失われている。
本当に健全な身体を作るには自然が宿している様々な要素を全体として取り込む必要がある。
自然は全部と付き合い、あらゆる要素が生かされたときこそ全体として調和のとれた生命を育むことができる。
水の一番のエネルギー吸収領域は遠赤外線から赤色、桃色の領域にある。
黒体とは光や電磁波など全ての波長を吸収し波長変換して放出する物質を言う。
備長炭が極めて良質だと言われるのは炭素の純度が高く化学的には黒体に最も近いことを意味する。
同じ室温でも木造のほうが暖かく感じるのは木の炭素が波長変換して放出する遠赤外線が室内に充満し体内の水分を内部から温めるからだ。
パイウォーターは体の細胞膜を通り細胞内に入った生体水に限りなく近く細胞膜にある超微量の励起状態の鉄イオン(二価三価鉄塩)から誘導された水だ。
表面張力の低い水は自由エネルギー運動が活発で界面活性効果で新陳代謝が盛んであり必要栄養素を吸収しつつ有害物質を排出する。
水の分子のレベルで働く法則はタンパク質の結晶化の法則であり銀河の形成を計算する法則と同じだ。
代替療法ホメオパシーは水の転写原理を応用したものだ。
特定分子の入った水に攪拌や振動などの衝撃を与えて自らの波形を伝え薄めるほど共鳴の原理により増えてゆく。
その波形を持った水が多いほどその分子を抱き込み排出する。
<微生物が作る本物のおいしさ>
熟成して美味しくなるとは分子のクラスターが同じ大きさに揃ってゆくことだ。
よい発酵をする微生物群の出す酵素が最も吸収されやすい脂肪酸やアミノ酸まで分解されたとき本来の美味しさを感ずる。
雑菌が出す酵素は切断する場所が違うため苦味ペプチドを作ったり雑味をつくる。
クラスターが揃うと共鳴現象が起き分子の波動は強くなるので味は際立ってきて体が必要なものなら抵抗なくマイルドに感ずる。
炭と同じ周期律表の第十四族に属す錫は手の温もりを遠赤外線に変え発酵を促進するので水等のクラスターが揃い味が良くなる。
錫は花瓶につかうと水垢が出にくく花が長持ちするのは水分子が植物に吸収されやすい大きさになるからだ。
セラミックスは室温や手の温もりの温度や光エネルギーを遠赤外線に波長変換し水やアルコールの分子を揃えてゆく。
食べ物が一番おいしいのは腐敗が始まる寸前と言われる。
生きているものは腐らない。
人間は微生物と共生関係を持っていて何らかの要因で共生関係が崩れたとき死に向かい腐敗が始まる。
生と死の状態で明らかに違うものは電位だ。
人間が生きているときは約0.3ミリボルトの電位があり健康ならば高く老化して死に近づくと下がってゆく。
電位のない死の状態ではイオン化された栄養素が失われ人間と共生関係にある発酵菌は活動出来ず大腸菌や分解菌が活性化するので腐敗し分解される。
発酵とはエネルギーが巡っている状態で腐敗とはエネルギーの流れが止まっている状態を指す。
冷蔵庫に入れてから取りだした野菜が痛みやすいのは生き物がまとっている電子を電化製品が奪うからであろう。
本物の味作りには発酵菌にとって有利な「生きている場」即ち「エネルギーが循環している環境」を作り出すことだ。
環境をよくする、エネルギーを循環させれば日和見菌は善玉菌になるがエネルギーが滞ると悪玉菌になる。
微生物の生息している場でエネルギーが循環しているか止まっているかが発酵がうまくいくかどうかの分かれ目だ。
マイナスの電荷を持つ電子とプラスの電荷が存在してエネルギーは電子の流れを中心に循環する。
乳酸菌などは体温ぐらいの温度が最も繁殖に適しているので工場が鉄骨だと冷え繁殖力が落ちてしまう。
鉄骨は電気を通し炭によって集めた電子が屋外に放電して発酵菌の働きにマイナスに作用する。
炭埋と壁のセラミックスは光や温度(近赤外線)を遠赤外線へ変換するので乳酸菌と発酵菌の働きを活性化し工場の床は生きている皮膚と同じく雑菌がはびこらない。
微生物を活性化する仕組みの要となるのが炭とセラミックスだ。
熟成庫の温度は8~12℃の低温で85~95%の高い湿度を保っている。
水滴がマイナスイオンで覆われて水滴同士がくっつかずイオンで覆われた人間やチーズの表面は水滴がつかずベタつかない。
水に浸けた備長炭にヒーターで風を吹き付け蒸散させ遠赤外線を浴びた水滴はマイナスイオンを帯びやすくなる。
我々のチーズが国際的に認められたのは自然の法則に従って微生物が気持ちよく働ける環境作りに心がけてきたからだ。
微生物が活性化してガスを出す周期は月の運行と連動しているのではないか。
気持ちの変化が身体からの分泌物や手から出る遠赤外線の波長などを変え微生物の発酵に微妙な影響を与える。
朝日の陽のエネルギーで酵素は活性化し高分子を分解しやすくし夕方以降は分子の合成がしやすい陰のエネルギーが強くアミノ酸を作る。
陽は活性化、陰は沈静化のイメージだ。
赤道直下は陽のエネルギーが強すぎ分解するが合成しにくく北方地点では陰が強すぎ分解がすすみにくい。
北緯43度線は陰と陽のバランスがよく醸造発酵に最適なラインではないか。
自然環境の中で育てられた鶏は自然の微生物の発酵作用により微生物ハザードから守られた。
水滴を覆ったマイナスイオンにフラッシュの光が反射して発生するたまゆらはマイナスイオンに覆われ空気の動かない時間帯や場所で起こる。
たまゆらの起こる場所は牛、チーズやワインの熟成に最適だ。
南面は昼夜の寒暖差で作物に味が出るが北面では成長が遅い分ミネラル分濃度が高く薬効が強くなる。
<電磁波から見た自然界>
すべてのエネルギーは電気と磁気とがお互いに作用して伝播する波動と言う電磁波によって表わされ得る。
電磁波とは電場(電気がおよぶ範囲=電界)と磁場(磁気がおよぶ範囲=磁界)がお互いの電磁波誘導により交互に相手を発生させ合い空間が振動するエネルギーの放射現象の一種だ。
昆虫の触角がアンテナの役割をして環境中の電磁波を捉えている。
植物は角質化した外皮で動物は皮下脂肪で紫外線のような有害電波をある程度防いでいる。
脂成分を通った電磁波はその内側で生体水もしくは細胞水を通って生物体の深部に届く。
樹木は小中大枝それぞれの波長に共振する波長のエネルギーを束ねて好みの波形で吸収し効率のよい光合成をする。
電磁波、周波数帯は木の樹種によって、また高さや形状によって異なる。
フロリダ州での異常な電磁波のキャッチは中国の核実験という地球の裏側の出来事を瞬時に伝えていた。
アイルランドの田園地方にある中世の細長い石造りの円塔の周りにはいい草が生える。
玄武岩や花崗岩など常磁性の高い岩石を積み上げた円塔は電波導波管であり太陽のエネルギーの収集器だ。
円塔に詰めた土の高さで共鳴する波長を変え調整することでその周りのよく実る作物を選んでいた。
畑の畝の形に沿って流れる波長だけが畝で共振を起こして強くなり半導体である地面の中を通る電磁波の波長を整える。
畝を切った畑ではその波長を好む作物が優先的に育ち好む波長の違う雑草は成長を抑えられる。
高畝は共振する幅がその分大きくなるためエネルギーも増大する。
磁力線は南北に走っていて磁力線に対して直角に走る電子は西から流れてくるので畝は南北に切るべきだ。
火山帯の岩石は常磁性が高く電波が安定する。
伊勢神宮や出雲大社をはじめ各地の神社仏閣はその土地のエネルギーが高いことが測定された。
伝統建築の正式な玄関は東側に設けて朝日のエネルギーが入るようにしてある。
石付き盆栽は根から分泌物を出して常磁性の高い岩石からミネラルを吸収し空気中の窒素や炭素を取りこみ石の上で育つ。
樹木が好むそしてバクテリアやウイルスが好む電磁波があるようにハエにも好む電磁波があるようだ。
蛾は赤外線という波長に同調する触角というアンテナを有している。
人間の身体は植物由来のエネルギー代謝システムの細胞で出来ているから植物の波動の中にいれば安らぎ活性化して健康になる。
人間の周波数は人間が最も同調しやすいので手当て療法は人間同士の共鳴振動のエネルギーを利用したものだ。
気の流れを軸に据えた東洋の伝統的な治療法は電磁波の同調と共振の原理で、病気をもらうという治療者が患者の持つ波動に共振してしまうこともある。
世界各地の穀倉地帯、古代遺跡、聖地、秘境の常磁性は一般的に高い値を示す。
山々の絶壁により収束したエネルギーの波が最も高くなる場所にマチュピチュはあり高所にかかわらず高い収穫を得た。
常磁性の高い石が朝日のエネルギーを波長変換して遠赤外線に変え土中に放射し微生物が活性化することにより土地の養分がイオン分解されて作物の栄養吸収率がアップする。
常磁性や電磁波を切り口とした考察で人類は古代の知恵を現代に生かせ得る。
その場所にある光や熱の電磁波で気温や雰囲気を決めて心身の活動が作用を受けている。
合成を進めるためにはエネルギーが比較的低い近赤外線から遠赤外線領域のエネルギーを吸収する必要がある。
可視光の領域から紫外線の方に物質がイオン化する少し高い帯域では分子や原子が電子の受け渡しによって電荷を持つ。
生物はイオン化された状態でなければ栄養素を吸収できない。
朝から昼の青色から紫外線の領域にイオン分解を促し生命活動を活性化する陽のエネルギー帯がある。
人間の身体から放射されるのは取り込んだ栄養素を消費した後に出てくる可視光から赤外線の方に少し低い波長が少し長く周波数が低い電磁波だ。
可視光とその両側を含む領域で生物は栄養分の分解と合成という成長と新陳代謝の生命活動を進めている。
生命活動にとっての必須のエネルギー帯だからこそ見える帯域と重なる。
生物は紫外線が比較的多く含まれる朝の陽光で栄養分の分解を進め夕方から夜にかけて合成する。
緑色は活性化する陽の性質を持っているが受け取っているのは補色の関係にある赤色の領域に属するゆったりと安らいだ気分にする陰のエネルギーだ。
陰陽は絶対的ではなく周波数の高低や波長の長短という相対的な概念だ。
イギリスにあるストーンヘンジの岩石は常磁性が高く14.1ヘルツの「シューマン共振」の周波数だ。
シューマン共振とは地球の電離層と大地の間で共振している極超長波で地球の直径より少し長い波長の地球固有の周波数だ。
地球の周波数のシューマン共振と人間の脳波とは強い相関関係がある。
人間の耳で聞こえる可聴域(20~20000ヘルツ)の域外の音は脳で受け取る。
可聴域外をカットしたデジタル音は可聴域外の高周波と低周波が脳に伝わらないため意識外の感覚に訴えない。
悟りとは人間が大いなる宇宙の一部であることを知って絶対的な安心を得ることではないか。
無意識の受信を意識や感情が妨げていない状態を無我と呼ぶのではないか。
高い周波数(短い波長)の陽のエネルギーが重なり合いハーモニーを作るときは波長の長い陰のエネルギーとなる。
複数の陽があることで陰が引き出され陰があることで複数の陽がまとまって調和をなしている。
樹木の大中小枝は波長の短い陽のエネルギー(青の領域)に共振しそれを束ねるとうなりを生じて波長の長い複合波になり光合成に適した陰のエネルギー(遠赤外線の領域)を持つ。
陽の性格の太陽光と陰の性格の水という陰のエネルギーが相和して動植物が使う殆んどのエネルギーを生産する。
脳波の周波特性があり言葉の主成分になる100ヘルツ以上では文化によって特殊性が生じるが99ヘルツ以下では人類共通だ。
100ヘルツ以下の周波数が低く波長が長いほど異なる文化、種の間で交信ができる可能性が高まる。
それは「異なる周波数が多くなるほど調和したときのハーモニーの波長は長くなる」という科学的事実と重なる。
多くの違った考えを統合して共通の接点を認識させ全体を包含できたとき共同体はさまざまな刺激に臨機応変に即応できるしなやかな生命体となるのではないか。
不純物を含む多種多様なミネラルが絶妙のハーモニーをなして本当に健康でおいしい水が出来る。
人間だけでなく種を超えて発する電磁波を含み込んでうなりをなし長い波長を描くと自体一体の世界を感じることが出来る。
各臓器はミネラルのエネルギーの波長が異なるためある臓器に特定の波長の電磁波を当て共振させて活性化できる。
植物の成長において陽のエネルギーの太陽光線が降り注ぎ陰のエネルギーのマイナス電子と水を地中から引き上げる。
陰のエネルギーは陽のエネルギーが無いと引き上げられず陽は陰に取り込まれねば生かせない。
<天体が刻む生命のリズム>
冬の下弦の月から新月の時期に伐採された木材は無垢のままでも虫がついたり腐ったりせず丈夫で暴れが少ない。
細胞の間にある水は栄養分を含んでいて木を腐らせやすいが細胞の中にある水、つまり細胞膜を通った生体水は腐らない。
磁場が圧迫される昼間は電位が上昇し酵素は活性化して代謝活動が盛んになり夜には電位は下がり代謝活動が落ちて新しい細胞作りに備えて栄養素を合成する。
朝日の当たる庭のバラは成長が速く朝採りの野菜はおいしく稲穂は朝日に当てると発芽するので夕日の当たる西側に向けて干す。
地球の自転とともに太陽風は向かい風となり磁束は圧縮され密となって光の波長は短く電位も上がると酵素活性が上がる。
朝の大気は波長の短い陽のエネルギーにより水は茎を上がり細胞膜に入りその細胞を膨らますのが植物が速く成長する仕組みだ。
夜明け前に空気中の粒子によるプリズムの原理で回析又は拡散し、まだ光が届かないのに野生の動物は生の営みを始める。
朝は空気中が陽のエネルギーで満たされ電子を含む土中の水は引き上げられタケノコの茎の導管を上昇するので成長する。
未明にタケノコの背が伸び動物の本能が活性化して交尾に走り陽の電子で土中の水が引き上げられ霜柱も出来る。
植物が朝の暗いうちから成長を始めるのは波長が短い陽のエネルギーによる酵素活性と地中の水分から説明できる。
夕日で稲穂を干すのは腐らない細胞内の水を残し遠赤外線が内側から優しく乾燥させるからだ。
朝日を拝むと肝臓からは食物を分解する酵素が出てエネルギーとなり腎臓や膵臓に蓄積されアミノ酸や脂肪酸などの素材が夜の間に遺伝子に従って作られる。
新月の前太陽風は月に邪魔され朝日の側で密度が疎になるため電位の上がり方が減り成長がストップする。
養分を吸い上げないこの時期(新月)に木を伐採すれば導管は細く締まっており狂いを生じさせる収縮は起こりにくく酸化しにくく鮮度を保持しやすい。
葉を残し伐採された木はまだ生き続けており芽を出し葉を茂らせようとするので栄養素が幹から失われかびにくく虫の付きにくい木になる。
新月の前のエネルギーは低くなり新月を過ぎると急に高くなって新月後は一日全体昂ぶった陽に傾いている。
冬至に近い新月前が最も成長が遅くそのまま春から夏を過ごせば栄養素は抜けきるので11月から1月の新月前が伐採に適する。
皆既日食は太陽と地球と月とが並び太陽風をブロックする力は非常に強く植物や動物も生体に確かな影響を受けている。
新月の前は導管が締まって木の幹は細くなり伐採後水が抜けて遊び部分が少ないので縮む割合が少なく木が割れにくくなる。
微生物の活動も植物と同様に月の周期と同調している。
一日、ひと月、一年の巡りが多層的に複合した自然のリズムに乗って生命のダンスを繰り広げている。
マイナス電子を多量に含んだ朝に地下から汲み出した井戸水に朝日の陽エネルギーを当てると水の還元力が緩む。
東側にあるパン窯の火口から高いエネルギーの朝日は吸収され遠赤外線に変質されパンは中から焼けて均一に熱が伝わりおいしいパンができる。
長年の伝統や風習にメタサイエンスという光を当てれば現代科学で解き得なかった新しい知見を得られる。
地球に生命が誕生したときは月は地球に接近していて月から受ける電磁波は現在の90倍の強さだったので現在も遺伝子の新陳代謝のシステムは機能している。
バイオダイナミック農法はシュタイナーが創始した惑星の運行に合わせて農法を選ぶ無農薬、無化学肥料、完全堆肥の有機農法だ。
<調和の世界を目指して>
J・ダイアモンドは帝国がわずかなスペイン部隊に征服された原因をスペイン人が持っていた鉄文化と病原菌とした。
鉄は電子を逃がし電位を下げることで病原菌の細菌が繁殖しやすい環境を作りそれを抑える善玉菌は力を発揮出来ない。
乳の中には鉄と結合するタンパク質のラクトフェリンが含まれており鉄分吸収をコントロールする役割を果たしている。
安定した磁場の中で長時間をかけてマグマが冷え常磁性の高い「いい石」が出来、そのエネルギーの高い場では「いい水」が出来る。
いい水の分子はマイナスイオンを帯び磁場の力で一定方向に動いて地中に水道を作りオアシスや湧水になり人は水を求め移動しシルクロードとなった。
縄文人は弥生人によってもたらされた鉄文化により免疫力を低下させ病気にかかってインカやマヤのように滅んだと考えられる。
弥生人が免疫力を持ち病気にかからなかったのは乳文化をもっていたからではないか。
鉄杭を打ち込むことによって地中に流れる電子を空気中に放電させると電子というエネルギーを失った土地はケガレチとなる。
炭や木に集められた電子は炭素と共鳴振動を起こし陽エネルギーである陽光と結びつき生物が必要な波長に整える。
鉄による磁場の乱れは脳が持つ判断能力を狂わせ自律神経を乱し周りのエネルギー変化に応じて働く新陳代謝が機能しなくなる。
太陽暦は実際の月齢とは関係なく日を刻んでいるためカレンダーの周期とバイオリズムはずれる。
新しい経済システムは微生物の働きを生かし人間の感覚で判断し同時に科学的な評価法を取り入れるバランスをとる動きだ。
環境を一部とする経済から環境の一部である経済へ(レスター・ブラウン)。
大量生産ではなく単価は比較的高くとも機械に依存せず生活を回すだけの「いのちの経済」が成り立つ。
次の時代を生きるための陰の文化とは自然のリズムに沿ってものをつくり生活を回す道具としての経済に支えられた文化だ。
オーケストラの演奏はデジタル処理で可聴域以外をカットした人工的な音楽では味わえない感動がある。
新しい文化は合理主義や科学的思考を取り込みつつ無意識や直感、創造性、女性原理という陰に属する価値を重んずる文化だ。
居心地がいい環境をつくるには個性の異なる人間が集まって一人ひとりの力を発揮させるような場が必要だ。
僕らの農場はゆっくりとした時間が流れているが日々問題が生じ、解決し、エネルギーの廻っている生きている場だ。
メタサイエンスのように既成概念にとらわれずに物事の本質を見抜きその可能性を十分に生かす技術を持つことは重要だ。
メタサイエンスもひとつの道具であり枠組みにいのちを注ぎ込み響きを与えるのは人の想いだ。