通信「ゆっくりずむ」の送り状裏の、皆さまとの思いがけない繋がりをつづった「みんなつながっている」を楽しみにして下さるお声を頂きます。出会いは思いがけない展開も始まる宝物。ご縁の一端をアップしました。

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 園芸療法を日本に広められたグロッセ世津子さんと、自然庭園づくりのビオガーデナーのグロッセ・リュックさんの植物の神秘を学ぶエコール・グロッセin名古屋は、2012年9月にスタートした春夏秋冬、四季折々の講座です。リュックさんのお話と、世津子さんの園芸療法のお話とワークショップ。男性も夢中になって押し花のワークショップを楽しまれていましたが、残念なことに2020年12月2日グロッセ世津子さんが旅立たれましたので、2020年秋で第一幕終了となりました。

 グロッセご夫妻と初めてお目にかかったのは、微生物研究の平井孝志先生のお話を伺うため草津へ伺った折でした。その時履いておられた虹のスニーカーが印象的で、すっかりファンになりました。その後、2010年の「つながるいのちの感謝祭」で平井先生とグロッセ世津子さんにご講演頂き、地湧社さん主催の北海道の新得農場の宮嶋望さんの新著の出版記念会に一緒に参加、“日本人の祖先の知恵”を伝えておいでの辻川牧子さんともご一緒したことも楽しい思い出です。

 2011年、廃食油で世界一周された山田周生さんが、日本縦断の途上名古屋に立ち寄って下さいました。北上されるとの事でしたので、ぜひ花巻でグロッセご夫妻に会って頂きたいと思いました。その3月、東日本大震災の折、周生さんは、花巻のグロッセご夫妻の友人宅におられました。世津子さんは、その時埼玉におられましたが、その後、やえはた農園さん達と一緒に様々に動かれ、周生さんは廃食油で走れる玉虫色の車で海岸部に物資を何度も運び、沢山の方を勇気づけられたそうです。

 世津子さんは、清水義晴さんの集団創造化プログラムやサティシュ・クマールさんの会でも名古屋にお越し下さいました。東京の清水博先生の場の研究所の勉強会も一緒に参加させて頂きました。グロッセさんのお嬢さん、明日香さんが場の研究所で仕事をされていて勉強会での明日香さんのしなやかな感性の発言がとても楽しみで、ファンだとお伝えしたら、「息子もステキなの、いつか会って欲しい」と言われました。その後お目にかかり、素敵なグロッセファミリーに魅了されました。ことに、世津子さんが病床につかれてから、龍太さんと何度かメールのやり取りをさせて頂き、とても近しくなりました。「みどりのゆび」代表を引き継がれましたので、これからますますご縁が深まることと思います。バトンが渡され世津子さんもホッとされていることでしょう。

 ひとつの縁から、思いもかけない広がりになります。昨年12月19日に、かっこちゃんこと山元加津子さんと、古武術研究家の甲野善紀先生の会を開催しました。甲野先生のお名前を知ったのは、30年くらい前でしょうか。石川光男先生のホリスティックライフネットワークの講演会で帯刀された甲野先生をお見掛けし、ご著書を拝読、身体の面白さを知りました。それ以降ご縁はありませんでしたが、2018年12月のこと、“えがおの力”をお取り扱い下さっている、香りのお店シナージュ和田さんから、甲野先生の稽古会が名古屋で開催されるお知らせを頂きました。先生は自然を守りたくて畜産学部に入学されたものの、現行農業に失望され「人間にとっての自然とは何か」を探求するため武の道へすすまれたそうです。嬉しい気持ちで稽古会に参加させて頂きました。

 その後、かっこちゃんの白雪姫プロジェクトの本や、「リト」を送らせて頂いたところ、「あの電車内でやくざさんとやりとりされた山元女史ですか?」とのお問合せ。話しに感動され、いつかお目にかかりたいと思われていたそうです。秋田で甲野先生がご講演された会の司会者の方が、「先生がリトを読まれ、かっこちゃんに会いたいと思っておいでと話された」とFacebookに紹介されていましたので、嬉しい気持ちでお二人の会を企画しました。
 久しぶりのリアルの会でした。かっこちゃんは「魔法使いに会いました」と書かれ、甲野先生は「加津(かつ)姫(ひぃ)様」と呼ばれ、お二人ともとても喜んでおられました。
出会うこと、縁が巡ることは、なんて不思議で素晴らしいことでしょう。

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2017.05


 先日、名古屋のフェアトレードの先駆け的存在である風‘Sの土井ゆきこさんがご来社下さいました。1996年愛知県女性総合センター(ウィルあいち)オープンに際し、テナントとして中部地区初のフェアトレードのお店をオープンされました。土井さんは、高校での出前講座、名古屋をフェアトレードタウンにしよう会等々、精力的に活動してこられました。
 ウィルあいちの運営方法が変わりテナント終了に伴い閉店されましたが、昨年6月、正文館書店本店内で再開されました。フェアトレードは“人と人とのつながり”日本の中でもそれが失われつつあると感じ、自分たちにできることからはじめることで、つながる世界があると考え活動を続けてこられました。移転を機に、足元の暮らしを見つめ直す「地域の人とつながる店」として、より一層つながりを深めたいので”松の力“量り売りを検討したい、とご来社下さいました。
 新店舗への移転は、まさにつながりの結果です。以前、ある女子高でのフェアトレードのお話を聞かれた学生さんが卒業して正文館書店に就職。社内でフェアトレードのお話会を企画され、その場に会長さんや社長さんもおられたそうです。ウィルあいちのお店が無くなると知り、お店がないと困る、と思われたあるお母さんが、候補地を探され、正文館書店はどうかしら、と思われたことから、話しが進み、以前、会長さん達もフェアトレードの話を聞かれていたことからオープンする運びになったそうです。女子高で、講座をしていなかったら書店でオープンすることはなかったでしょう、と話されました。どこで縁の花が咲くか、天の采配ははかりしれません。

 3月18日の鶴田商会創業70周年記念会には、長年お世話になっている方々、久しぶりの古い知り合い等々、日本列島縦断のように各地から恐縮するほど沢山の方がお越しくださり、こんなにも多くの方々に支えて頂いているのかと、御縁とつながりの有難さを実感する一日でした。ゆっくりずむに原稿を書き続けて下さっている平井孝志先生の「エリオット君と学ぼう」を、起業支援ネットの戸上さんのお蔭で、70周年を記念して本にまとめることができ長年の夢がかないました。
  創業80年になるお取引先様は、参加に当たり、社内で古参の方にいつからの取引か聞かれたところ、勤続40年の方が「入社した時には既に取引があったと思う」と、答えられたそうです。先代から2代にわたりお付き合い頂いている会社さんも多くおられ有難いことです。
 思いがけない方もご参加下さいました。40年以上前、会社勤めをしていた時に仕え、お世話になった支店長のお嬢様からお申込み頂きました。支店長には、いろいろ教えて頂き懐かしい思い出が沢山あります。既に他界されていますが、形を変えて続くご縁の有り難さに胸が熱くなりました。
 また、20年以上前、山元加津子さんの初めての講演会や、「べてるの祭り」でお貸りした会場の管理を担当されていたKさんもご参加下さいました。何年ぶりでしょう。「あれがしたいのですが・・・」、「これは?」と伺う度に「どうぞどうぞ、かまやしません」と温顔でお応え下さり、とても有難かったものです。本当に久しぶりにお目にかかりましたが、変わらない笑顔がとても嬉しかったです。
 岩手県花巻、福島県田村市、東京、神奈川、長野、静岡、岐阜、三重、滋賀、京都、神戸、倉敷、山口、福岡等々。地名を挙げるだけでもすごい数です。単純にこの関係の人と言えず、いろいろな関係が十重二十重に織り重なり合っています。縁は時空を超え、一度出会った人とは、遠く離れてもつながり続けるようです。これから会う人も、また、何らかの縁があって出会うのでしょう。縁は有難くも不思議なものです。

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2015.11


 ある日、いただき繕さんからお電話を頂きました。農哲学院のスペイン農場でオリーブ栽培をされておいでの方が、微生物の平井孝志先生の事を伺いたいと御来社されるとのことでした。お越しになられた唖樵さんといろいろなお話をする中で、農業に関わられる前からのお友達が名古屋におられるとのことで、お名前を伺ってびっくり、旧知の医療用酸素の江場康雄さんでした。
 そもそも、農哲学院さんと御縁ができたきっかけは、東日本大震災が起きた直後、「放射能の被害を受けた時の古老の智恵・・・」という農哲学院さんの文章が江場さんから送られてきた中に、松の樹液を塗ると良い、という文章があり、それならば「松の力」が、少しでもお役にたてないものかと、詳しく伺いたくて江場さんに連絡先を伺ったのが最初でした。
 
 教えて頂いた農哲学院の遊さんに連絡を取り、代表の先生にメールを送らせて頂きました。親切なお返事を頂き、今では、いただき繕さんで「松の力」もお取り扱い頂き、イベントで御出店頂くようになる程、関係が深まりました。農哲学院の皆さんは、いただき繕レストランも、古民家等を修復して創られています。中心になるのは2,3人の、それも女性が多いのですが、ご自分たちで、大工仕事もしながら立ち上げていかれます。札幌、東京、福井、富山とレストランをオープンされ、札幌店の春山さんは、出張料理にも来られています。
 
  現代人には、大麦が必要、とスコットランドで唯一の自然農の農苑で栽培を始められ、やっと販売できるようになったと喜んでおられます。農園、レストランはじめ大切と思われることを次々形にしていかれる熱、機動力は感動的で、その背中を押しておいでの先生にお目にかかれる日を心待ちしていたところ、夏、ロンドンから来日中の先生が名古屋に来られると、春山さんからご連絡頂き、平田寺さんでお目にかかることができました。いろいろなお話を伺う中で、平井孝志先生のお話をさせて頂いたところ、いつか平井先生にお目にかかりたいと言っておられました。
 それが、今回のスペイン農場、唖樵さんの御来社につながりました。「来日中に平井先生とお目にかかるように先生から依頼されました」という唖樵さんに、翌日、平井先生とお目にかかって頂くことができました。地球への深い思いをおもちのお二人、肝胆相照らすという感じで話しあわれたとのことで、とても嬉しく思いました。
 「ゆっくりずむ」で福島県田村にある蓮笑庵の渡辺仁子さんの文章をご覧になり、福島まで会いに行かれて以来、名古屋に仁子さんが来られるときのお宿をされていた方が、サティシュさんの会に仁子さんと一緒に参加して下さいました。その折、いただき繕さんのおにぎりに感動されて福井まで訪ねて行かれ、いただき繕さんが始められた古民家再生に共感、福井に移住されました。いただき繕さんパワーはすごく、次は豊田にもレストランをオープンされるそうなので楽しみです。

 北名古屋市にある平田寺さんは、お寺を解放され、さまざまな素敵な企画が目白押しの素敵なお寺です。東北と愛知を醸し物でつなごうと、梅干しを漬け、お味噌を作って福島、仙台等に届ける「つながるかもすプロジェクト」もされています。ある時イベント出店の折に手伝っておられた女性は、社会福祉法人「さふらん会」にお勤めの方でした。我が家の下の階の方の息子さんが「さふらん会」に通っておられ、お話したところ、びっくりされていました。以前、さふらん会におられた牧師さんは、ベてるの家の皆さんが集うようになった教会に転勤して行かれた方で、いろんな御縁があるものです。
 協働学舎新得農場の宮嶋望さんの奥様から頂いたお手紙には、「新得町の知り合いの方のお姉様と出会い、エコ・ブランチ商品をお使いとのことで話が弾みました」とあり、とても嬉しかったです。何気なく、道を通りすがっている人も、お話すると、思いがけない御縁のある人かもしれない。袖振りあうも多生の縁、という言葉が実感として感じられることが多い日々です。

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2013.11


 京都で「松の力」をお取り扱い下さっている玄米ご飯の定食屋「アースキッチン」岡田さんからお電話頂きました。大雨の話し等の後、「7月に蓮笑庵さんに伺い、渡辺仁子さんとお話させて頂きました」と、お知らせ下さいました。岡田さんは、何年も前に女性のからだの勉強会をされ、冊子も作られたそうです。もうその会は役割を終え、たまった利益を福島の会の方達に手渡すため福島に行かれた折、仁子さんとお知り合いの若い女性が連れて行って下さったとのことでした。又ぜひ蓮笑庵さんに伺い、仁子さんとゆっくりお話したいと言っておられました。

 つい最近、浜松の「あさのは屋」杉浦さんとお電話でお話した折にも蓮笑庵さんの話になりました。「渡辺仁子さんの写真を見て、優しそうなお顔、と思いながら読み進むうち渡辺俊明さんのお名前があり驚きました。以前、静岡にあった俊明さんの“画虫居”によく出掛け、絵や陶器を入手しました。絵は、ほとんどプレゼントしてしまって手元にないのですが、お姉様が亡くなられて閉鎖され、もう手にできないかと思っていましたが福島にあるのですね」と、懐かしがっておられました。仁子さんにつながる縁がいろいろ広がっています。

 福島と言えば、ある日、丸山祐一郎さんのご縁で知り合えた富山の上田さんから、福島の方にお知らせ下さいと、福島市で開催されるチャリティコンサートのパンフレットが届きました。ら・さんたランドの鈴木さんに御連絡したところ、お店でそのチケット取り扱っておられるとのこと。こんな風に各地の方が気にかけて下さり、つながっていて嬉しいです、と喜んでおられました。

 エコール・グロッセ秋で、昼食時グロッセご夫妻他8人で同じテーブルになりました。食事が出てくるのを待つ間にあれこれ話しをするうち、あまりの繋がり方にびっくりしました。会場をお借りしているコスモホームさんの通信で今回の講座を知り、お母さまと一緒に参加して下さった常滑でお米を作っておられる藤田さんは恵泉学園園芸科を卒業されたとのことに、世津子さんが、「えっ、○○ちゃん知っている?」との問いに、「寮で一緒でした」とのことから、世津子さんの会社のスタッフだった方の事やら、北海道の知人のこと等、次々と知りあいの名前を出し合っておいでの中に耳にした、北海道のフォルケホイスコーレ、川村さんという名前に「ン?」。

 緑健文明の草刈善三先生の集いで、ご一緒させて頂いた方でした。そして、同席されていた自動車会社を退職後、農業を始められた三重県の村田さんは、オーガニックの花の栽培もされているという話しから、世津子さんのお友達が、その花を購入されていることが分かりました。あまりに入り乱れるつながりが楽しくて大笑いでした。

 他にも、春の講座の折、会場のコスモホームさんでボタニカルアートの展示会をされていた安藤さんに誘われ、夏に続き秋も参加して下さった小池さんが誘おうと思われていた坂部さんは、私がacebookに書き込んだイベント案内をお友達のまさこさんがシェアされているのをご覧になり講座を知って、「小学校4年生も一緒に参加して良いですか?」とお問合せ下さり、もう一人友達を誘いたいのですが――と言われたお友達がなんと小池さんでした。18名足らずの会で、二重三重に絡み合った糸のようなつながり方でした。
 参加者は、初参加の小学校4年生、春から皆出席の小学校5年生のももかちゃん、そして上は藤野さんのお母様と3世代(もしかすると4世代)一緒のワークショップは、とても楽しく小学生の発想の豊かさ、しっかりした感想に感動したり、年代を超えて刺激を受けあいました。同じ材料を使っているのに、これほど多彩な作品になるの?!といつも驚かされます。それぞれ創造的で、誰もがアーティストであることを毎回実感します。作品同様、人も同じように十人十色。だからこそ、出会い、つながることの素晴らしさなのだなぁと改めて思われました。

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2011.11


 信州安曇野の舎爐夢ヒュッテに初めて伺ったのは、かれこれ20年近く前。新潟の清水義晴さんが、町づくりの仕事で信州へ行かれた折シャロムの話を耳にされ、しょっちゅう白馬へ行っていた私達に「きっと気に入りますよ」、と教えて下さったことがきっかけで訪ねました。

  ほとんどご自分で作られた建物の外観も勿論ステキでしたが、薪で暖房しながら温水を廻す床暖房、先ず溶接を学んでから作られたという重厚なドアの取っ手…。どこもこれも手作りで、聞きしに勝る素晴らしさでした。山小屋の管理人をされた後、結婚し、子供が生まれた仲間が集える場を創りたくてヒュッテの建設を思い立たれたとのこと。完成した暁の割引宿泊券付きで山小屋仲間に呼びかけた資金づくり。沢山の人の協力で集まり、基礎工事以外は仲間の手作りで3年かけて完成させたそうです。今のシャロムコミュニティの原点が既にそこにありました。

 そこここに大町の画家、斉藤清さんの初期の作品があり、思わず心が弾んだものでした。ちょうど来ておられたお客様が、できて間もない「幸せ気分」を求めておいでの方だったという嬉しいハプニングもありました。 
 若い頃、休みがあると、四季を通じ白馬の五龍遠見に出かけていました。そこではオーナーの武田さんの友人達や私たちのような常連が、いつもワイワイやっていました。その一人、松本の有賀さんに教えてもらって作品展に出かけたのが、斉藤清さんとの出会いのきっかけでした。しばらく後、武田山荘がホテルになり、そのオープニングパーティで、思いがけず再会して以来、信州に行く時は、大町のお宅にお邪魔するようになりました。

 静かな音楽が聞こえるような斉藤さんの作品のモチーフが、そこここに見かけられるお住まいには、大きなテーブルと懐かしい小学校の椅子が置かれ、心地よくて時の流れを忘れてしまいます。清水義晴さんもきっと気に入られるに違いないと思い、ご一緒したところ、やはり意気投合され、以来、博進堂さんで、コラージュ教室や、流木遊び等、さまざまな御縁が広がりとても嬉しいです。後になって、ご縁を作って下さった有賀さんのお父様は、シャロムの基礎工事をされた大工さんと分かり驚いたものでした。

 ビリンバウの丸山さんのお父様は画家で、五龍が大好きだったそうなので、どこかで斉藤さんと接点があるのでは、と思っていましたが、最初の出会いでは分からず、斉藤さんとご縁のある小林さんが企画された「植木茂アトリエ記念館」で、丸山さんのライブがあった折に、斉藤清さんが生前のお父様と一緒にお酒を飲んだり、家に遊びに行かれていたことが分かり、お二人ともとても喜んでおられました。

 著名な心理学者であった故ジョン・エンライト博士が、環境問題は心の問題であることを伝えて廻られるようになり、名古屋で初めて開催した講演会の参加者に、パーマカルチャーの本を日本語に翻訳された小祝慶子さんがおられました。パーマカルチャーとは何か知ったのは、その時が初めてだったように思います。その後、臼井さんの情報で、シャロムパーマカルチャー塾のこと等広がる様子を垣間見させてもらっています。いつも予約で一杯のシャロム、なかなか伺うことができませんが“ほ・の・ま”の屋号で個人的な活動を始めた頃、今のようなネット環境が無かった時代に、シャロムのサーバーを貸して下さり、情報発信のサポートをして頂いて以来、ネットを通じて、つながり続け、同時代を生きている有難さを感じています。

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2010.11

 「つながるいのちの感謝祭~いのちの手ざわり感じていますか」もつながりがいっぱいでした。起業支援ネット代表の久野さん、有機野菜宅配の㈱にんじんの伊勢戸由紀さんと一緒に企画をすすめ、毎回のミーティングがとても楽しみでした。起業支援ネットさんは、前代表の関戸さんと長いご縁があり、お嬢さんである現代表の久野さんともこうしたお付き合いでき有難いことです。伊勢戸さんとは10年近く前にお目にかかり、イベント等で顔を合わせたりしていたものの、深いご縁には至っていませんでしたが、お母さん大学の講演会で、席をご一緒させて頂きグッと距離が縮まり、Beな人にも登場して頂きました。ミーティングは、スタッフで関わって下さった方達もさまざまな企画をされておいでなので笑い転げながら、アレヨアレヨという間にいろいろ決まってゆきました。タイプの違いが絶妙なコンビネーションになり、協働の力を改めて実感でき、嬉しかったです。

 あいにくの雨模様でしたが、だから参加できました、という方もチラホラ、さすが運動会・行事目白押しの季節ならでは。交流会で演奏して下さる丸山祐一郎さんと、こやまはるこさんも午前中から来て下さいました。ブースの一つ、エコクラフトさんのところで、はるちゃんが、とっても嬉しそう。聞けばギフト用にシナマイロールが欲しくて3日前ネットを検索し、気に入ったお店をみつけたけれど、名古屋・大阪と演奏ツアーが続く為、帰ってから頼もうと思ったのがエコクラフトさんだったそうです!

 会が始まってしばらくした頃、“ほめ言葉のシャワー”の中西万依さんの顔が見え、びっくりしました。なんと、10時頃「今から感謝祭に行ってきます」と、お友達からメールが入り、それを見て 「行こう!」と思い立ち、新幹線に乗って西宮から来て下さったとのことでした。お友達の未央子さんは、万依さんのお友達の妹さん。しばらく連絡を取っておられなかったそうですが、風‘sさんで「ほめ言葉のシャワー」を見つけて嬉しくなり、仕事をされている「はすのみ」というパン屋さんに置きたいと、万依さんに連絡されたそうです。未央子さんは、お店で「松の力」を知り、「ゆっくりずむ」に万依さんのことが書かれているのを見て、感謝祭に参加しようと思われたそうです。

 「~いのちの手ざわり感じていますか~」は、万依さんとメッセゲさんについてお話した後で下さった感想から生まれた言葉なので、来て下さったら嬉しいな、と思っていましたけれど、遠いので無理におすすめしても、と遠慮していましたが、思いがけない経緯で参加して頂けました。世津子さんのお嬢さん―明日香さんからも参加したいけれど調整がつかなくて残念とメールが届きました。スウさんと万依さん、世津子さんと明日香さん、ほんとにステキな母娘です。お嬢さんお二人とも感性豊かで、言葉が宝石のようにきらきらしていて、お話を伺うのがとても楽しみです。このように二世代に渡りお付き合い頂ける方が多いことに感謝、感謝です。

 会場では、ヴィジョンヨガを教えておいでの中町さんと、エコ・ブランチ商品を愛用して下さっているお客様が、談笑されているので伺うとヨガの生徒さんとのこと。他にもいろいろ、ご縁が渦巻いていました。そして演奏して下さった丸山さんとはるちゃんが、ぜひこの人に会って、と紹介して下さったのが、廃食油を精製したバイオディーゼルで世界一周した後、日本一周中の山田周生さん。

 数日後にお目にかかることができました。車に廃食油を積んで、サハラ砂漠や、世界の奥地を走るなんて想像もつかない世界ですが、物腰が柔らかく、話される言葉の一つひとつが深く、いつまでもお話を伺いたくなりました。こうしてご縁が数珠つなぎになり、友達のともだちは、友達だ、ではありませんが、和が輪になって環になりそうでワクワクします。

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2009.11

前回の通信で、安齋作子さんに教えて頂いた「たった一枚のCDづくり」のことに触れさせて頂きました。その後なんと作曲された本多裕子さんからメールが届きました。ほんとにつながり合っているなぁと嬉しくなりましたので、御紹介させて頂きます。

本日、安斎作子さんから『Eco-Branch通信』をいただきました。

「たった一枚のCDを、この鶴田さんに送ったのよ」って。cocoon3もご注文書に入れて頂いていたんですね。ありがとうございます。

読んでみて、びっくりです。あまりにも、あまりにも、ご縁が繋がっていて・・・・。

ご縁を書かせていただくと・・・。

山元加津子さんとは、何度もコクーンのコンサートと講演会や映画上映とコラボレーションさせていただいてます。来年2月にも大田区で「1/4の奇跡」とコンサートとのコラボが決定しました。それから、岡部明美ちゃん。明美ちゃんはボーカルのゆりちゃんの高校時代からの友人で、コクーンをやる時に背中を押してくれた人なんです。1月に「もどっておいで私の元気」の朗読CDを一緒に出しました。手塚郁恵さんも知り合いです。

そして、杉浦貴之さん。彼のCD「Life is strong」は私が 編曲とプロデュースさせていただいてます。こんなに知り合いばかりで・・・なんか興奮して、このメールを書いています。

ご縁って不思議ですね。

それから、表紙の木村さんという方の記事を読んで、これまたビックリでした。

私の娘は「もも」っていう名前なんです。「桃の節句の生まれですか?」とよく聞かれますが、違うんです。ミヒャエル・エンデの「モモ」に感動して、この名前にしたんです。一番大切なことがちゃんとわかる人になって欲しくて。なんだか、勢いで書いてしまってすみません。・・・名古屋では、思風塾と青経塾という経営者の会に呼ばれることが多くて…。今回もそうでした。もしかしたら、その中にも共通の知り合いがいるかもしれませんね。

と、こんな風に綴られたメールを頂きました。嬉しかったです。大好きなひとたちを大好きな人がいて、そのことで、又つながりが広がって・・・、こうしてゆくと日本中、いえ、世界の人たちもつながってゆくのではと幸せな気持ちになります。

 今回のBeな人、赤尾さんと面識はありませんでした。アンコール小児病院支援のお知らせを下さった中小路さんが、山元加津子さんのお友達でもあり、信頼している人なので、これほど一生懸命になるということは、大切なことに違いないと思って資料を拝見して感動しました。講演会案内をABCフォーラムという会で配布したところ「中小路さんと知り合いです」と、メンバーのお一人から声をかけられました。その数日後、中小路さんにお電話した折、「前嶋屋さんに行ってABCフォーラムでの鶴田さんの話しがでたところ…」とのことでした。11月3日の東京でのシンポジウムパネラー林英臣さんは、私の屋号「ほ・の・ま」の名付け親ですが、中小路さんは、その林さんの研究会に参加されているそうです。出会う人は、他のルートでも、何らかのつながりのある人ばかりではないかとマタマタ思える出来事でした。

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2008.12

11月のデジャーディンゆかりさんのワークショップは、五感・六感もフル活用した内容もさることながら、参加された方が職種・年代さまざまで、旧知の人と、初めての方が入り混じった、とても楽しく・深い二日間でした。若い参加者のお一人は、お客様の息子さん。以前ゆかりさんがBeな人に登場して下さった折、丁度オーストラリア行きを計画されていたところで「この人のところへ行きたい!」と訪ねられた方で、再会をとても楽しみに来られました。もうお一人は、べてる祭りや、集団創造化プログラム等、折にふれ倉敷から名古屋まで来て下さっていた長谷さんのお嬢さん。岡崎のジャズフェスティバルに行くので会いたい、とご連絡頂きましたが、丁度ゆかりさんのWSと重なることを、お話したところ、「一日しか参加できませんが、ジャズは前夜に楽しんで、そちらに行きます。」と参加して下さいました。若いお二人の行動力・感性に感動すると共に、二世代に渡るご縁は、本当に有難く、嬉しいことでした。

思いがけない縁はさまざまにあるものです。
先月、久しぶりに微生物の平井孝志先生とゆっくりお話していた折のことです。いつものように多岐に渡る話題の中で、「ご縁あって沢山の方に、いろいろ教えて頂きました。」と話して下さった中に、“藤村登さん”というお名前がでました。「ん??」聞き覚えのある名前です。「もしかしたら呉の方ですか?」伺ったところ、正に思い浮かんだ私たちもお世話になった旧知の方でした。
10数年前、環境事業にかかわる事になるとは、夢にも思っていなかった頃のことです。ハガキ道の坂田先生のご紹介で、植物とコミュニケーションされる三上先生が考案され、藤村社長が、製作・販売されていた“コスモス”という磁場を整えるという円盤を販売させて頂いたことがあります。製品のモーター音が静かになったり、ガソリンの燃費が伸びる等の効果もさることながら、藤村様がとても穏やかな想いの深い方で、お目にかかりお話を伺うのが楽しみでした。天に帰られ、御縁も途絶えていましたが、思いがけないところで再会したような気持でした。エコ・ブランチを立ち上げる前から、環境にかかわることになるような小さな芽が出ていたこと、平井先生とのご縁の糸が既に紡がれていたことを思うと、感慨深いものがあり、天の隠された意図のようなものを感じました。

そして、もう一つ。9月にメッセナゴヤに出展した折、ブースに立ち寄って熱心に話を聞いて下さった上「使い心地について感想をご連絡します」と言って帰られた若い女性からお電話頂きました。「遅くなりましたが・・・、」とご丁重な感想の後、いろいろお話する中で、やっておられる自己啓発のアバター・コースについての話になりました。たまたま集団創造化プログラムに参加して下さった方がやっておられましたので名前は知っていました。そうお伝えしたところ、「その方のお名前は?」と仰いますので、お伝えしましたが御存知ありませんでした。
それから、数日後再度お電話頂きました。興奮された口調で、「今研修中ですが、お友達の佐久間さんとご一緒です!」との事でビックリしました。たまたまブラッシュアップで再受講されていたそうです。
その後、いつもお送り頂く佐久間さんのハガキ通信に、「ご縁は続きますね…」の一言が添えられていました。本当に、縁と言うのは不思議なものです。

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2007.11

「丸山祐一郎さんと連絡が取りたくて探していました」電話の向こうの声が弾んでいました。夏に大町の画家斉藤清さんのお誘いで伺った『植木茂アトリエ記念館』を主宰されておいでの小林未魚子さんでした。  記念館は、未魚子さんのお父様である彫刻家植木茂さんのアトリエや道具類、居間や書斎が再現され、数々の収集物、李朝家具、古伊万里、古民具多数、自作の家具類がさりげなく置かれた心地よい空間でした。窓の外に広がる白馬の山容を見ながら、まさか旧知とは思いもよらず、ここで丸山祐一郎さんのライブをしたら、ステキだなぁと夢想していました。名古屋に戻ってからお送りした通信をご覧になってのお電話でした。10年ほど前、ネイチャースキーでご一緒されたそうです。
 その後、丸山さんが記念館を訪ねられ、めでたく再会されました。娘さんもブラジルにいらしたこともあり、意気投合、来春演奏会をすることになったそうです。 丸山さんは白馬の高校でスキー部にいたことがあり、お父様も五龍に眠っておられる思い入れのある土地なので、とても喜んでおられました。

 9月23日の山元加津子さんと林晶彦さんの集いは、いろいろな方がお知らせ下さったお陰で、このくらいの人数だと良いなぁと思っていた、まさにその人数の参加者でした。「幸せ気分」と「本当のことだから」を図書館に寄贈し続けられている神戸の磯貝様も起こし下さり、加津子さんにお引き合わせすることができました。清水義晴さんの集団創造化プログラムセミナーに参加して下さった方々数名も、同窓会みたいと喜ばれ、あちらこちらから、「あ~久しぶり」、とか「やっとお目にかかれましたネ」と声が上がり、温かい空気に充たされました。ピアニストの林さんは、人生最大の危機状態とのことで、体調がすぐれず、少々気がかりでしたが、お互いに似た空気を感じられたせいか、お二人とも対談は苦手、と話されていたにも関わらず、司会抜きで二人で進められ、相変わらず涙がこぼれるようなピアノの音色でした。
 27号のBeな人、中村かをるさんはシュタイナーのオイリュトミーもされていて、賢治の学校とご縁のある林晶彦さんと、コラボレーションの話も進んでいるとのことで楽しみです。

 その折、空色曲玉さんで、加津子さんの文章にも登場されているイ・ヂョンミさんのライブがあることを知りました。以前丸山さんのご紹介でお目にかかった月ヶ瀬の猪飼さんからもライブのお知らせを頂きながら、都合がつかなかったので、いそいそと出かけました。空色曲玉さんに着いてびっくり、その猪飼さんご夫妻も来ておられました。熱烈なファンの方が多いようで、金沢や、大阪等遠方からも沢山来ておられ、歌を一緒に口ずさまれる様子に驚きましたが、心に染み入るような歌声と、なんとも言えない温かさに納得でした。聴きながら、やまもっちゃんとジョイントしたら、とか丸山さんとのジョイントも楽しそう…、などと又も妄想が広がっていました。
つい先日のこと、丸山さんが名古屋へ来られ食事を一緒にした折、ヂョンミさんのお話をしたところ、市川に住んでいらした頃に、丸山さんのライブに来て下さったとのことで、よくご存知でした。
あ~、いったいどこまでつながっていくのでしょう。

      


21世紀の生き方を考えよう

これまでの価値観では持続可能することがむつかしくなっています。新しい生き方・暮らし方一緒に考えてみませんか?

ゆっくりずむでいこう

Beな人・・・


人の生き方は十人十色… 
Beな人
BEな人 49号まで
Beな人 50号~63号
これまでのBEな人

研究所レポート

エリオット君と学ぶ

つれづれなるままに

お耳拝借

素敵な人、こと、さまざまに。心があったかくなること、しみじみとした喜び。心のアルバム増やしませんか・・・。過去のイベント

エコール・グロッセ 春 「植物の神秘・虹色の種」2013.0413

サティシュ・クマール「今、ここにある未来」上映会&講演会 2013.0403

森霊の巡礼 ワタリガラスの神話と祈りの音」2012.0923

つながるいのちの感謝祭 2011.1120

つながるいのちの上映会「森聞き」2011.0925

ともしびの巡礼~ワタリガラスの神話と祈りの音2011.0910

つながるいのちの上映会vol.2「ミツバチの羽音と地球の回転」2011.0731

いのちの響きを紡ぐ二人の世界2011.0618

つながるいのちの上映会「幸せの経済学」2011.0522

江戸の知恵、日本人の心 2011.0313

山田周生さんエコトーク&丸山さんライブ2011.0220

つながるいのちの感謝祭  2010.10.09

たかはしべん“心のおくすりコンサート”

山元加津子さんの思いっきりkakkoワールド

水野スウさんの”ほめ言葉のシャワー”ワークショップ


今日も賑やかな会社のあれこれ