容器ゴミがグンと減る充填システム

容器ゴミを減らしたくて始めました

新しい酒は新しい革袋に・・・


Eco-Branchでは、化学物質をできるだけ取り込まない・流さない暮しや、余分なエネルギーを使わない、プラスティック容器ゴミを減らす、使い捨てしない暮しの提案をしています。

洗剤の販売を始めた当初、メーカーさんから食器用と洗濯用洗剤を仕入れていましたが、濃度の違いのみと知り、ひとつで何にでも使えるような多用途洗剤の製造をお願いしたところ、Eco-Branchでの多用途洗剤製造を勧めていただきました。
それで生まれた、「えがおの力」です。

通常家庭には、食器用、換気扇洗い、洗濯用、柔軟剤、カビクリーナー、トイレ用、床用、ガラスクリーナー、洗車用等々10本程の容器が並びます。

それが、ひとつで済めば容器ごみがうんと減ります。
輸送エネルギー、運賃が少なくて済むように、濃度も最大限濃くして長持ちするようにしました。
空になった容器を返送して頂き、中身を詰めてお送りすれば、ご家庭で廃棄するプラスティック容器ゴミが一層減ります。なんとか充填販売を始めたいと思いました。

問題は、封筒で返送可能な容器でした。


折りたためて、耐久性のある容器が見つからず困っていた時、たまたま来社された方にお話ししたところ、ハジーバッグ(“えがおの力”や“Eco-Branch110”で使用中)という容器をご紹介下さいました。

流体力学で開発されたハジースタンディングバッグ
レジャー、防水用給水容器で、中身が少なくなっても立っていて、容器を持ち上げず、テーブルに置いたまま給水でき、耐久性があり何度も使用できるもので、思わず快哉を叫びたくなりました。
お蔭で、充填システムをスタートできることになりました。

HAGY(ハジー)のスタンディングバッグ(4L・2L)は バッグ型ですが、内容量が少なくなっても倒れない自立型。(流体力学を応用して開発されました)
折りたためて携帯に便利、しかも繰り返し使える丈夫で柔軟性のある画期的な次世代型容器です。燃やしてもダイオキシンを発生しない、安全なフィルムでできています。

持ち上げて注ぐのでなく、注ぎ口を傾けて、手で軽く押して使えますので、力の弱い人でも大丈夫。おうちにある プッシュボトルやペットボトルなどに移し変えて、お使い頂けます。

ハジーバッグの開発者は、現在87歳、大病後70歳の時、人のため、世の為役に立つ何かを開発したいと、真空容器や、介護用容器等さまざまな開発を手掛けられ、数々の国際特許を持ち、日本の代表的技術者20人に選ばれた方でもあると最近になって知りました。そんな願いをお持ちの方が開発された容器だったことも嬉しいことでした。


スタート当時は、食器用、洗濯用と分かれている方が便利なのにとか、自分で濃度を調整するなんて面倒、まして返送なんて、と言うお声もありました。けれど、今では、ひとつで済むことが良いとか、充填システムに共感して下さるお声を多く頂くようになりました

充填は、お求め頂いた商品についている返送用封筒に切手を貼って投函して頂きます。
弊社に届いた容器を洗い、モレがないかチェックしてご返送する仕組みです。
充填の方法はこちら


マイクロプラスティック問題

今、海に漂流しているペットボトル等や、マイクロプラスティックが大きな問題になっています。エコ・ブランチでは、プラスティック容器ゴミを減らしたくて、充填システムを進めてきました。

最近では、アクリルなど化学繊維の衣類を洗濯する際の糸くずもマイクロプラスチックの発生源と言われています。洗剤がいらないからとアクリルたわしを使うより、環境負荷の少ない液体せっけんを使うほうがエコという専門家もおられ、何が良いのか、長い目で見ないと分かりません。
いのちのこと、自然の摂理、さまざまなことに目を向けてひとつの地球で暮らせるように知恵をだしあってゆきたいです。

海洋マイクロプラスチックとは?その発生源は?
51兆個のマイクロプラスチックが海を漂う
回収不可能な海のマイクロプラスチック問題は,いま世界中で緊急な解決が求められている国際的な環境問題です.海洋のどこに,どれだけ,どのような種類のマイクロプラスチックが広がっているのか,さらにどのように蓄積を続けているのか,まだほとんどよく分かっていません。 続きはこちらから

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